うつ徒然diary2

鬱になっていく過程をせきららに書きました。その後治療の為にもがきます。
詳しくは同じブログ村の(うつ徒然diary)をご覧ください!

保険料2

両親が現場に到着。

「お前ケガはないな? 」

「ああ・・うん・・」

僕は動揺していた。事故の当事者だが、どう行動すればいいのかも分からず、ただ突っ立っていた。

無力だった。野次馬が集まり始め、いたたまれない。

父親が僕に事故の状況を詳しく聞いた後

「後は俺がやるからお前は相手とは話をするな」

と強く言われる。

警察が現場に到着し、事故相手と僕は別々に事故状況を説明する。お互いの話に矛盾はなく、運転免許証を掲示して解放された。

両親は事故相手を病院まで送り、その後お互いの保険屋を交え交渉。相手は首のむちうちを訴えていた。

父親が金銭的な交渉をして、母親は相手をなだめて、心理面のケアを行ったらしい。

「事故直後は頭に血がのぼっちゃいましたが、お宅の息子さんは真っ先に謝罪してきた。真摯な態度が伝わってきましたよ。 」

事故相手は時間の経過と共に、態度を軟化させたらしい。

結局はこちら側が保険金を支払う事で納得した。父親の車ホンダオデッセイは車軸が曲がってしまい廃車に。車にエアバッグは付いていなかった。僕は丈夫な車のおかげで無傷だった。

その時交渉に当たった保険屋もこの業者である。手広く色々商売しているらしい。

「何かあった時にすぐ駆けつけてくれる。あの時もお前はお世話になったな」

父親が言う。

巷に溢れている今の車の保険料は安い事は知っている。だがこの経緯があり強く言えない。次回の更新の時までに無事故だったら乗り換えてしまおうか?

命も金も大事だから。

とにかく二日後が楽しみだ。