うつ徒然diary2

鬱になっていく過程をせきららに書きました。その後治療の為にもがきます。
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手術

病院に到着。受付で誓約書を提出、現金287000円を支払う。麻酔の目薬を点眼される。抗生物質の錠剤も飲んだ。目がゴロゴロしてくる。

名前が呼ばれ荷物をロッカーに預ける。帽子と割烹着のような白衣を着て、再び目薬。しばらくしてから先生が来て説明を受ける。その後待機する。

手術室にいる先生に呼ばれ、手術台に寝てから再び目薬。瞼を閉じない様に器具を装着される。光を当てられ、

 「赤い点滅した光を見てて下さい」

と言われる。結構目の圧迫感がある。

女性の助手らしき方に、

「大丈夫ですよ~。大きく呼吸してください。上手く行ってますよ~」

などと終始励まされていた。

「レーザーを照射します」

機械のモーター音が鳴り響き、僕の目玉に照射される。

「しっかり目も開いて!光を見て!頭を動かさないで!」

医者の指示が飛ぶ。

「は・・い・・」

全身に力が入り、恐怖感で汗が出てくる。

ネットでは(手術の最中に助手の方がずっと手を握ってくれていた)とあったが、僕は応援だけだった。

(手、握ってほしいな)

ぼんやりそんな事を考えていた。

願掛け

手術当日。a.m.11:00に予約していたが、電車時間の関係でa.m.10:00に大阪到着。

時間まで梅田界隈を散策する。翌日も検診なので宿泊場所も探す。近場のネットカフェを利用するつもりだったが、安いカプセルホテルを発見。手術後はお風呂禁止なのでちょうどいいかもしれない。

神社を見つける。一応手術成功のお参りをした。縁結びと交通安全の御守りも購入。愛車に置いておこう。

現金なものだ。あの頃は神も仏も信じていなかったのに。

示談

3日後手術を受ける事にした。話が早くて助かる。3日間は目薬をして自宅待機していた。

その間に東京からの引っ越しの荷物が届いた。a.m.8:40業者が3人で到着。いきなり

「申し訳ございません」

と頭を下げてきた。事情を聞くと、東京から田舎への引っ越しセンターの引き渡しの際に、ガラスのテーブルを割ってしまったとの事。

「粉々に割ってしまい修復不可能で現物は持ってきておりません。同じメーカーの物も探したのですが、なかなか見つかりません。失礼ですがあのテーブルはどのくらい前に購入された物でしょうか?できればお値段も知りたいのですが ・・」

「そうですね ・・」

記憶を辿る。確か10年前にドン・キホーテで買ったはずだ。ネジが無くなってガタガタしているテーブルだった。思い入れはない。正直、粗大ゴミだった。交渉の結果示談で話がついた。

ゴミが5千円になった。後日、本社で審査の結果振り込まれるらしい。